IT重説とは?
IT重説とは、宅地建物取引業法第35条に基づき宅地建物取引士が行う重要事項説明を、テレビ会議等のITを活用して行うことです。今まで重要事項説明は「対面」で行うことが義務付けられていましたが、テレビ会議など映像や音声について双方向性のある環境であれば対面で行う従来の重要事項説明と同様に取り扱われます。パソコンやテレビ、スマートフォン、タブレット等の端末を用いることで自宅などにいながら重要事項説明を受けられます。
IT重説4つのメリット
- 時間コストや費用コストの軽減
- 今までは現地に赴き対面で行っていた重説ですがテレビ電話でできるようになったため、現地までの移動時間や交通費の負担軽減になります。
- 日程調整のしやすさ
- 契約は移動時間などを含めると拘束時間が長くなってしまいます。仕事が忙しい、長時間家を空けられない、そんな時でもIT重説なら自宅のスキマ時間にでき日程の調整がしやすいです。
- リラックスした環境での重説が可能に
- 契約の場面は誰でも緊張するもの。自宅でリラックスしながら説明を受けられますので内容をより理解しやすいです。
- 店舗への来店が不要
- ケガ等で外出ができない場合でもご自宅で重説を受けられます。代理人などの対応が必要なく、不測の事態でもご本人様自身で契約が可能です。
不動産購入の流れ
1 物件のご相談
2 ご案内
3 購入のお申込み
4 重要事項説明来店不要
5 ご契約来店不要
6 お引渡し
これまではお問い合わせ〜ご契約成立までご来店が必要でしたが、IT重説を活用すれば「4 重要事項説明」「5 ご契約」の際にご来店が不要になります。
物件をご購入される場合には契約の際に弊社へご足労いただく必要がありましたが、IT重説後はご自宅で契約まで済ませることが可能となります。
IT重説の流れ
- 《1》重要事項説明書等の郵送
- IT重説を行う際にはお客様のお手元に重要事項説明書が必要となります。
事前に宅建士が記名押印した重要事項説明書をご郵送いたします。(電子メール等の電磁的方法不可)
- 《2》IT重説実施における同意書の記入
- IT重説を行う際には事前に当事者間での同意が必要とされています。
そのためお客様にはIT重説実施前に同意書へのご記入をお願いしております。
- 《3》通信環境と重要事項説明書の準備
- テレビ電話等の通信環境のご用意していただき、重要事項説明書をお手元に準備してお待ちください。
- 《4》通信状況の確認
- 重要事項説明は映像と音声が明瞭に確認でき、それと同時に記録されている必要がありますので通信環境に問題がないか事前に確認をいたします。
- 《5》重要事項説明
- 説明をする宅建士の本人確認をお客様自身にしていただく必要があります。画面越しに提示する宅建士証の顔写真の確認と氏名・登録番号を読み上げていただいた後、重要事項説明を開始いたします。
- 《6》重要事項説明書の返送
- 重要事項説明が終わりましたらお手元にご用意いただきました重要事項説明書2部にご記入・ご捺印をお願いいたします。1部を弊社までご返送いただきましたら重要事項説明が完了となります。
ご利用可能なビデオ通話アプリ
- Google Meet
- Skype
- Line
- ZOOM
※注意
チャット時は通信料が発生します。お客さまのネット回線、料金プランの通信量等を事前にご確認ください。
料金や速度低下等について弊社で責任を負いかねます。
物件の電波状況、PC・スマホ等の通信速度制限や不具合によりビデオ通話の画質が低下する場合があります。Wi-fi環境下での利用を推奨しています。
歩きスマホなどは大変危険ですので、安全で落ち着いた場所にてご利用ください。
説明途中で通話や画面の乱れが生じた場合は説明を中止することがあります。(その場合は改めて説明を行います。)